ナンパ

ナンパに向いている人・向いていない人

先日、たまたま見たYouTube動画の中で、

千原ジュニアがお笑い芸人になることを

決めたときのことを話していました。

 

そのエピソードが僕にすごく刺さったので、

軽く紹介したいと思います。

 

お笑いに詳しい人であれば知っているでしょうが、

もともと、彼は15歳くらいまで引きこもりで、

1日中誰とも話さない生活を

ずっとしていたそうです。

 

当然、人と話す、ということをしていないので、

コミュ力はゼロですね。

 

人を笑わせるどころか、

まともに人と会話することすら難しい、

という状態です。

 

そんな人間が吉本興業に入って芸人を目指そうなんて

普通に考えたら無謀ですよね。

 

吉本興行には、「学年で一番面白い超人気者」みたいな

笑いのエリートがたくさん入ってくるらしいです。

そんな人たちですら芸人として成功するのはほんの一握りで、

その多くは芸人を諦めて普通に就職するか、

10年も20年も芸人として売れないままアルバイトをして食いつなぐ、

という生活をしています。

それが現実です。

 

そんな厳しい世界であるにも関わらず、

千原ジュニアは兄の千原せいじから誘われたことがきっかけで

深く考えることもなく、なんとなく吉本に入り、

芸人として生きていくことになりました。

 

芸人になった当初は

「人がなぜ笑うのか」

ということすら分からず苦労していたそうで、

 

街で笑いながら会話している大学生とかを見つけたら

「すいません、今、どんな会話で笑っていたんですか?

なぜその話が面白いんですか?」

などと、見知らぬ人に声をかけて教えてもらうほど

笑いのメカニズムを理解するために必死でした。

 

普通の人なら小学校や中学校での友達との会話のなかで

自然と身につくものですよね。

 

そんな、ゼロの状態から、

というか、

超コミュ障のマイナスの状態から芸人になり、

今では一流の芸人として成功しているわけですから、

やる前から「向いている」「向いていない」なんて

誰にも分からないものだと思います。

 

ナンパに関して言うと、

多くの人が「俺はナンパには向いていない」

と、やる前から決めつけて

ナンパに挑戦しようとしません。

 

僕もそうでした。

30歳くらいまで人生で一度もナンパをしたことがなかったし、

まさか自分がナンパをすることになるとは

まったく想像できませんでした。

 

若い女性はもちろん、普通のおじさん相手ですら、

見知らぬ人に話しかけるのは苦手だし、すごく内気な性格だったので

自分には絶対に向いていないと思っていましたからね。

 

そんな自分が、ストリートナンパでモデルやキャバ嬢などの

美人をゲットしまくって、

さらに人にナンパを教えれるようにまでなったわけですから

人生何が起こるか分からないものです。

 

これまで、色んな人に自分のナンパのエピソードを話してきましたが、

多くの場合、その話にめちゃくちゃ食いついてきます。

「じゃあ、あなたもやってみてはどうか?」

と聞くと、

「いや、自分には無理だ」「俺には向いていない」

という人がほとんどです。

 

そういうときに僕は

人にナンパを勧めることはしませんが、

「もったいないなあ」といつも思っています。

 

向いているか向いていないか

なんて、本気でやってみないと分からないからです。

 

「本気で」というのは、

1人や2人に声をかけてみて、

上手くいかなかったから向いていないと決めつけるのではなく、

 

半年とか1年くらいの期間、毎日のようにやってみて

それでもまったく成果が出ないし、楽しくもない、

というのであれば本当に向いていないのかもしれません。

 

でも、それくらいやった人は大抵の場合、

何らかの結果が出ているし、

途中からだんだん楽しくなってきます。

 

誰かから教えてもらうわけでもなく、

最初から自分一人でストリートナンパをガンガンできる人なんて、

全人口の1%もいないと思います。

残りの99%以上は「自分にはナンパとは無縁だ」と思っているでしょう。

 

僕の知り合いのナンパが上手い人達も、

もともと自分がナンパできるようになるとは思っていなかった、

という人ばかりです。

 

僕がナンパを教えてきた人たちの中にも

最初はストリートで「あの子に声かけてきてください」

と指名すると、「うわ、まじっすか。。。」

めちゃくちゃ不安そうな顔をしながら声かけに行っていた人でも

しばらくして慣れてくると

勝手に一人でガンガン声かけできるようになった人は

たくさんいます。

 

残りの人生を女性関係で困らないようにするには、

一歩踏み出す勇気が本当に大事だと思います。

やるかやらないか、だけの違いですから。

 

才能があるかどうかは本気でやってみないと分かりません。

いきなりは結果が出なくてもある程度は続けてみましょう。

最初は嫌だなと思うこともあるでしょうが、

ちょっとでも成果が出るようになると本当に楽しくなってきます。

自分で自分の可能性にフタをするのはもったいないですね。

 

読者さんや直接会った人から

「自分には向いていないと思います」

という相談をたまにされるので

このような話をしました。

 

 

それでは今回のブログは以上です。

このブログの感想やご質問など、

お気軽にコメントしてください。

 

 

追伸:

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ありがとうございます。

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